事業承継関連のおすすめ銘柄3選!M&A仲介会社に注目

事業承継の手段としてM&Aの件数が増加するに伴って、M&A仲介会社の銘柄も事業承継関連銘柄として注目を集めています。

現在、大企業だけでなく、あらゆる企業が事業承継の手段としてM&Aを検討するようになっていますから、今後はM&Aの専門家としてのM&A仲介会社の重要性も増していくことです。

では、事業承継の手段としてM&Aが選ばれることが多くなったことによって、どんなM&A仲介会社の株価が上昇を期待できるのでしょうか。

事業承継の概要解説

2020年に入ってから発表された東京商工リサーチの「全国企業倒産状況」というレポートによると、2019年に倒産した全国の企業は、前年より1.79%増えて8,383件ありました。2008年のリーマンショックをピークとして、それ以降、企業の倒産数は減少を続けていましたが、それが11年ぶりに上昇方向に転換したというわけです。

ところが、前年よりも負債総額は減少を続けており、しかも、この30年での最低額を記録しています。倒産件数は増えているのに負債総額が減ったのは、中小企業の倒産が増えた一方で大企業の倒産は減少していることが影響しています。

中小企業の倒産件数が増えた第一の理由は人手不足です。人手不足の原因には、従業員の離職数の増加、それに、求人難や人件費の高騰などがあります。こうした要素も前年に比べて増加しているのですが、それよりも目立つのが後継者不足です。

経営者が高齢になり、親族に経営を承継したいものの、肝心の親族に後継者がいないため、やむなく倒産するというケースが増えています。

そのような事情もあって、最近では事業承継の手段としてM&Aを選ぶ中小企業が増えているのです。実際、レフコデータの発表によると、近年のM&A件数は増加を続けており、2019年には過去最高を記録しました。

なかでも事業継承の案件が占める割合が高く、2018年と比べて2019年は14.6%も増加したことがわかります。

また、後継者不足だけが事業承継の理由ではなく、労務管理の問題などで事業を手放してもよいと考える地方企業もあって、その手段としてM&Aを選ぶ企業は増えているのです。
さらに、買収する大手企業の側にとっても、中小企業をM&Aすることにはメリットがあります。

たとえば、規模は小さくても地元では人気で集客力が期待できる企業ならば、大企業にとっても未知のエリアに事業を拡大できるチャンスとなりますから、事業承継の手段としてM&Aが選ばれることは今後とも増えていくと予想されるのです。

事業承継の関連銘柄の株価が上昇を見込む理由

ここで語る事業承継の手段として選ばれる場合のM&A関連銘柄とは、M&Aを実施した企業の関連銘柄ということではなく、その仲立ちをするM&A仲介会社の銘柄のことです。

先ほどから見てきたように、最近ますますM&Aの件数が増加していますが、M&Aの実施には当然ながら税務や法務などの専門知識が求められます。そのため、外部に頼らずにM&Aを自社だけで実行できる企業はごく一部に限られます。

では、大多数はどうするかというと、その専門知識を有するM&A仲介会社やアドバイザーなどに依頼するわけです。つまり、事業承継の手段としてM&Aの件数が増えているということは、M&A仲介会社のニーズが増えて株価が上昇するという仕組みになります。

事業承継関連のおすすめ銘柄一覧!厳選3銘柄

事業承継の手段としてのM&Aの件数が増えていることもあって、M&A仲介会社関連銘柄も大きく値を上げています。そのなかから厳選して3つのおすすめ銘柄を紹介しましょう。

事業承継関連のおすすめ株銘柄①:M&Aキャピタルパートナーズ

一つは、中小企業の事業承継・M&Aを仲介する「M&Aキャピタルパートナーズ」です。

レコフと連携しており、質の高いサービスを提供する仲介会社として評判で、2017年6月に5,190円だった同社の株価は、その1年後の2018年6月に10,880円と2倍近い上昇を見せました。今後も期待できます。

事業承継関連のおすすめ株銘柄②:日本M&Aセンター

二つ目のおすすめは、こちらも中小企業のM&Aに強い「日本M&Aセンター」です。この道30年近い業歴と豊富な実績を持ち、各士業とも連携しながら、自社内にM&A専門のコンサルタントを多数抱えています。こちらの株価もここ1~2年で大きな上昇を見せており、今後にも期待ができます。

事業承継関連のおすすめ株銘柄③:ストライク

もう一つのがおすすめ銘柄は、新興企業のM&A仲介に力を入れる「ストライク」です。公認会計士によって設立され、2016年に上場したばかりの企業ですが、日本初のインターネットでのM&Aマッチングサービスを提供するなど大きな注目を集めています。

同社の株価は1年で3倍以上の上昇を記録したこともあり、M&A関連銘柄として特におすすめです。

事業承継関連銘柄の想定されるリスク

事業承継の手段としてM&Aが検討されることが増え、実際、M&Aの件数も増えているのですが、M&Aの結果、すべての企業が想定通りの結果を手にしているわけではありません。

巨額を投入してM&Aをしたのに利益どころから損失を出してしまったり、買収先企業の従業員がモチベーション低下により離職したりといったマイナス面もあり得ることです。M&A仲介会社に依頼してそういう結果になっては、仲介会社への信用性も落ちていしまい、その株価が下落するというリスクも考えられます。

事業承継関連銘柄を購入するおすすめタイミング

事業承継の手段として選ばれるM&Aを仲介する会社の関連銘柄は、昨今の状況を見る限り今後もおすすめです。上でも紹介した成長著しい仲介会社を始め、上場するM&A仲介会社には注目しておきましょう。

実際に注目を集めるM&Aを実施した仲介会社なら、その後、株価を大きく上げることもあります。ですので、M&Aの動向を幅広く見ておくとともに、上場するM&A仲介会社にも注目しておくのがおすすめです。

事業承継の手段として以前よりも活発にM&Aが実施されることが増えているので、情報も以前と比べて入手しやすくなっています。

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まとめ

事業承継の関連銘柄では、以上見てきたように、M&Aを仲介する会社の銘柄が注目を集めています。M&Aの情報を幅広く収集し、今後の動向に目を光らせておきましょう。