ファクトリーオートメーション関連のおすすめ銘柄5選!

ファクトリーオートメーションという言葉は、それほど新しい言葉ではありません。日本の高度成長を支えたものの一つは工場の自動化ラインであり、ロボットでした。

長い間ロボットと言えば、量産工場には欠かせない道具でした。しかし、近年、少量多品種の工場にも適用できる産業用ロボットが登場し、新しい時代のファクトリーオートメーションが始まっています。

ファクトリーオートメーションの概要解説

ファクトリーオートメーションとは、製造業での自動化を言います。製造ラインを自動化していく段階で、製造能力が向上するとともに、品質の向上と安定にも寄与してきました。

1960年代に登場したICにより、産業用ロボットが導入されるようになりました。そして、1990年代になると産業用コンピュータはさらに進化して、マルチタスクが可能なロボットがさまざまな現場で使われるようになりました。

産業用ロボットは大企業だけではなく、中小企業にも導入されるようになり、工場の製造の在り方を変えていきました。ファクトリーオートメーションにかかわる企業は、日本の製造業の形を常に変革してきました。そして、近年、新しいファクトリーオートメーションが、注目されています。

少子高齢化により、多くの企業で人手不足が叫ばれています。

人手不足を解消する手段としての産業用ロボットが注目されています。以前のロボットは、同じ作業を繰り返す部分を人から機械に置き換えるというイメージでしたが、現在は、センサーやAIの進化により人間に近い動きが可能になり、少量多品種の現場にも導入されるようになりました。

ファクトリーオートメーションの関連銘柄の株価が上昇を見込む理由

1980年代になると日本の製造業の海外進出が盛んになりました。特に中国への進出は大きな流れとなりました。コスト削減のため、安い人件費を求めて海外移転していきました。しかし、中国の人件費は急騰し、10年で3倍以上になっています。

これは、他の東南アジア地域でも同様です。安い人件費の国を求めて世界をさまようのではなく、日本国内で製造して価格競争に勝つ手段として、新たにファクトリーオートメーションが注目されています。

ロボットは、コンピュータープログラムによって、24時間365日動き続けることが可能です。同じ1日の労働で比較しても、人間の3倍働くことになります。しかも人間のようなミスがなく、品質も安定します。

そして人間のように新人教育の期間もありません。ロボットは機械ですから、作業環境を考える必要もありません。したがって、冷房や暖房のコストも削減できます。

海外進出せずに日本国内で工場を持っても、海外と価格競争が出来る環境が整うことになるのです。このように新しい製造業の形を作るのが、現代のファクトリーオートメーションとして注目されています。

ファクトリーオートメーション関連のおすすめ銘柄一覧!厳選5銘柄

ファクトリーオートメーション関連のおすすめ株銘柄①:ファナック

最初にご紹介するのは、ファナック(コード:6954)です。ファクトリーオートメーションというと、必ず名前があがる会社です。工作機械用NC装置で世界首位を続けています。AI機能付きロボットの開発も進んでおり、ファクトリーオートメーション関連銘柄としては、将来性も含めておすすめです。

ファクトリーオートメーション関連のおすすめ株銘柄②:キーエンス

次にご紹介する会社は、キーエンス(コード:6861)です。キーエンスと言えば、社員の高額年収や厚待遇がときどき話題になるので、むしろそちらの方で有名かもしれません。FAセンサーや計測機の分野では世界的のトップクラスで、国内よりも海外向けの売上比率が高い会社です。

産業用ロボットのハイテク化はセンサー技術がキーポイントですので、ファクトリーオートメーション関連銘柄としても、押さえておくべきおすすめ銘柄です。

ファクトリーオートメーション関連のおすすめ株銘柄③:安川電機

3番目にご紹介するのは、安川電機(コード:6506)です。産業用ロボットの大手です。特にファクトリーオートメーション分野を得意としていますので、関連銘柄としておすすめです。産業用ロボットの需要拡大の波に乗って、生産も順次拡大方針を打ち出しています。

ファクトリーオートメーション関連のおすすめ株銘柄④:日本電産

4番目は日本電産(コード:6594)です。産業用モーターが主力ですが、IoTやAIを駆使したFAシステムを自社開発し、社内で使うとともに外販も行っています。

産業用ロボットには精密モーターが欠かせないこともあり、注目を集めています。ファクトリーオートメーションのおすすめの関連銘柄として、押さえておきたい会社です。

ファクトリーオートメーション関連のおすすめ株銘柄➄:ナブテスコ

5番目のおすすめ銘柄は、ナブテスコ(コード:6268)です。産業用ロボットに多く使われている精密減速機では世界シェアがトップです。

減速機は多関節ロボットの制御に欠かせない部品で、ロボットの腕を動かすための基幹部品です。需要も年々上がっており、まだまだ好調を持続する見通しです。ロボットそのもののメーカーではありませんが、多関節ロボットの進化はナブテスコの技術がポイントですので、ファクトリーオートメーション関連銘柄として注目です。

ファクトリーオートメーション関連銘柄の想定されるリスク

ファクトリーオートメーションの分野では日本の技術は世界のトップクラスで、さまざまな機器の生産は中国でも、それを製造する装置は日本製と言われてきました。しかし、日本の装置をまねして作り始めた中国は、どんどん技術を進化させています。

やがて中国に抜かれてしまうのか、または日本の技術優位は変わらずに進むのかは、一概には言えません。輸出のウエイトが高い会社が多いので、日本優位の技術力を維持できるかどうかが、リスクになる可能性はあります。

ファクトリーオートメーション関連銘柄を購入するおすすめタイミング

人手不足の解消としてのロボット導入も有りますが、新型コロナウィルスによって中国生産から国内生産に切り替える動きもあり、その場合はコストダウンのために産業用ロボット導入は必須です。このような状況から、押し目は買っていくというタイミングであると言えるでしょう。

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まとめ

ファクトリーオートメーションは単に工場の自動化だけではなく、日本国内で製造しても国際競争力のある製品を作るための重要な手段になっていくので、今後注目すべきジャンルと言えます。