スマート農業関連のおすすめ銘柄5選!日本の農業の救世主

スマート農業、つまりITやロボットなど最新の技術を積極的に導入したうえで農業の効率化や人手不足の解消を目指す取り組みは今後の農業はもちろん、日本の産業全体においても需要なテーマとなっています。

こうした農業の効率化に関してはスマート農業という名称が使われる前から議論されていましたが、IT技術やロボットの技術が飛躍的に上昇することで現実化を帯びるようになっているのです。

投資家の観点からすれば農業とあまりかかわりがないように見えるITやロボット事業の関連銘柄がこのスマート農業の推進によって株価にどのような影響が及ぶのかを見据えたうえで投資の検討を行っていく必要も出てきています。今後思わぬ形で大きな需要が生まれ、関連銘柄の株価が急伸するといった可能性も秘めています。

スマート農業の概要解説

スマート農業が投資家の間で注目を集めるようになった理由は農業だけでなく社会全体と深くかかわっています。まず人口減や高齢化による人手不足の深刻化。この分野の人手不足はもう長い間慢性化していましたが、担い手の高齢化によってそれが本格的な問題になってきたのです。

それを解消する手段としてスマート農業の導入が注目されているのです。ロボットの導入などによる自動化の推進はもちろん、生産や作業の効率化が人間の担い手を増やすという面もあります。

作業を効率化すれば「きつい仕事」のイメージを払しょくできますし、生産の効率化による利益の増大は「生計を立てる手段」としての魅力アップに結び付きます。スマート農業が人手不足だけでなく高齢化の問題を改善し、若い世代を農業に引き込む可能性を秘めているのです。

また地球温暖化との関連も指摘されている近年の異常気象が農業にもたらす影響もスマート農業の重要性の高まりと無関係ではありません。台風や暖冬がもたらす被害を最小限に抑えるためにもITによる情報の蓄積、データの活用が非常に大きな意味を持つからです。

近年の気温や降水量のデータを参考に種まきの時期を決める、あるいは栽培する品種を変えるといった工夫ができるようになります。

そしてもうひとつ、TTPをはじめとした「農業の開放」も挙げられます。海外の農家との競争が激しくなれば価格の点でデメリットを持つ日本の農家は大きなダメージを受けると言われています。それだけに生産の効率化と利益の向上は不可欠です。

一方で品質の高い日本の農産物は世界的に評価が高く、農業の国際化がビジネスチャンスを生み出す面も持ち合わせています。こうした時代の変化に対応するうえでもスマート農業の導入は大事な鍵となっているのです。

スマート農業の関連銘柄の株価が上昇を見込む理由

こうした概要を見ただけでもスマート農業の関連銘柄の株価の上昇が見込める理由は容易に想像できるでしょう。また、スマート農業の具体的な形はこれから築き上げていく面もあります。

どうやってITを農業に結び付けるか、どんなロボットが現場で役に立つのか、試行錯誤を繰り返していくことで思わぬ可能性が開け、一見農業とはかかわりがなさそうな企業の株価が急伸するといった可能性も秘めています。投資家の観点から見ても面白い分野と言えるでしょう。

スマート農業関連のおすすめ銘柄一覧!厳選5銘柄

スマート農業関連のおすすめ株銘柄①:アグリネット

そもそも農業に携わる側がスマート農業に関する知識が少ないという問題を抱えています。それを解消する可能性を秘めているのがネポンが提供している農業クラウドサービス「アグリネット」です。

このサービスは農業のハウス栽培の「見える化」を目指したもので、実際にITがどれだけ農業に役立つのか、現場の人たちにわかりやすく伝えることができる点が評価されています。おすすめ関連銘柄として真っ先に挙げられます。

スマート農業関連のおすすめ株銘柄②:eBASE

農産物の生産履歴管理システムを手掛けているeBASEもおすすめ関連銘柄のひとつです。

このシステムの特徴は農産物そのものの管理だけでなく、生産の際に使用した肥料や農薬などをデータベース化している点にあります。つまり過去にどんな肥料や農薬を使ったのかを参照することでより効率のよい生産が可能になります。

このシステムが普及すれば農業の効率がアップする可能性が高まりますし、農業の効率がアップすれずスマート農業の推進も加速する、そんな相乗効果も期待できるおすすめ関連銘柄です。

スマート農業関連のおすすめ株銘柄③:農業総合研究所

農産物の流通の方面で新しい可能性を模索しているのが農業総合研究所です。

農業とITを組み合わせた事業を積極的に手掛けているこの会社では農家や直売所と提携したうえでオンラインショップなどで委託販売するプラットフォームを提供するサービスを提供しています。

生産者と売り手、買い手を効率よく結びつけることで「良い農産物を本当に欲しい人に届ける」橋渡しを行っています。生産の現場だけでなく流通・販売まで網羅したスマート農業のスタイルとしても注目されています。

スマート農業関連のおすすめ株銘柄④:クボタ

自動化など農作業の効率化においてはやはり国内最大手のクボタはおすすめ銘柄として見逃せません。農機の自動化による省力化やデータ活用による精密化を目指した製品開発を手掛けています。

大手だけにスマート農業以外の理由で株価が上下することもあるので農業全体の動向も見据えながらチェックしたいところです。

スマート農業関連のおすすめ株銘柄➄:大和コンピュータ

「i-農業」をコンセプトに幅広いスマート農業の取り組みを行っている大和コンピュータもおすすめ関連銘柄として挙げられます。

スマート農業関連銘柄の想定されるリスク

これらおすすめ関連銘柄に投資するうえで想定されるリスクとしては「農業そのものの先行きが見通せない」点が挙げられます。

例えばTTPは結局これからどのような形で農業の現場に影響を及ぼすのがまだまだ見えません。また台風や温暖化といった気候の変動が農業に及ぼす影響も未知数です。

またいくら企業の側がスマート農業の推進を促しても農家が積極的に取り組まなければ十分な効果は期待できません。高度なシステムであればあるほど高齢の農家は適応できずにスルーしてしまうといったリスクもあります。

よいシステム、技術が開発されたからといってそれが業績アップにどれだけ結びつのかわからない難しさがあるのです。

スマート農業関連銘柄を購入するおすすめタイミング

このように先行きが見えない面もあるため、スマート農業のおすすめ関連銘柄を購入するタイミングはなかなか難しいのです。おすすめのタイミングとしてはIT関連で新技術・サービスの発表が行われたときです。

農業機器など導入に費用や手間がかかる場合、その発表や販売開始が株価の上昇に結び付くとは限りませんが、導入しやすいIT関連の場合はすぐに買い注文に結び付くことが多いからです。

またスマート農業を推進する国や自治体の支援や補助金制度の導入が関連企業に恩恵をもたらすこともあるので見逃さないようにしたいものです。

その他のテーマ株に関する記事

こちらのブログでは、本記事以外のテーマ株も紹介しています。

各テーマで一攫千金が狙える有望株をスクリーニングしてご紹介していますので、宜しければご参照下さい。

 

まとめ

このように将来性がある分野というよりも推進していかないと農業そのものが厳しくなっている問題を抱えているスマート農業。どのような形で推進されていくのかを見据えながら株価の伸びが期待できる関連銘柄を見極めていく視点が求められそうです。