3Dプリンター関連のおすすめ銘柄6選!技術の進歩と合わせて需要が多様化

3Dプリンターは2013年頃にその精巧さが大きな話題となり、ビジネスシーンへの実用化が注目されたことから関連銘柄が上昇するなどの動きが見られました。しかしその後市場そのものは大きな動きが見られず、一時期の上昇の反動があらわれたような状態で停滞状況が続いていました。

しかしその間も技術の進歩は着実に進んでおり、2019年頃から再びビジネスシーンで注目を集めるようになっています。精巧さがアップしただけにとどまらず短期間での製造(コピー)が可能になったこと、低コスト化が進んでいることなどが理由として挙げられます。

経済産業省では2020年度でこの市場が1兆円規模にまで拡大すると予想しており、この点からも関連銘柄の上昇が期待できます。改めて「買いモード」に入ったと言ってもよいでしょう。

3Dプリンターの概要解説

3Dプリンターといえば元の形そっくりに立体の物質を作ることができる技術として広く知られています。しかし「プリンター」という言葉が先入観を与えてしまっている面もあり、実際にどのような形で作られるのかあいまいなまま名称だけが普及している面もあります。

もちろん、プリンターといっても紙製品を印刷するような技術とはまったく異なります。

この技術の特徴は三次元の立体物を精密に分析し、それを元に樹脂などの原材料を元の形そっくりに加工する装置のことです。人間が複製するのではなく、機械がデータを元に加工していくことでミリ単位、さらにはミリ以下の詳細な部分まで再現できるというメリットがあります。

しかも立体物のデータ収集だけでなく加工も機械が行いますから、ムラが起こりにくいうえに疲労などの問題もないので大量生産ができるというメリットもあります。

こうしたメリットが幅広い分野で活用する余地をもたらしています。例えばある商品のプロモーションのために試作品を作るときに実物とほとんどそん色ないものを提供することができます。また医療機器のように精密さ・正確さが求められる分野でも大量生産ができるようになります。

これが実現すれば医療の低コスト化、ひいては患者への負担の軽減といったメリットも期待できるのです。

3Dプリンターの関連銘柄の株価が上昇を見込む理由

導入文と概要で触れた内容からも3Dプリンターの関連銘柄の株価が上昇しやすい理由がうかがえるでしょう。幅広い分野で使用されるようなれば当然需要も増えて株価も上昇しやすくなる、しかも需要が増せば増すほど技術の進歩と低コスト化が進む。パソコン・ITの分野でとくに見られるこうした好循環がこの分野でも起ころうとしているのです。

また、技術の進歩によってさまざまな素材で3Dプリンターを利用できるようになった点も上昇を見込む理由として見逃せません。かつては樹脂が原材料として利用されていましたが、現在では金属の加工に利用できる3Dプリンターの開発も進んでいます。

これによって自動車産業をはじめとした製造業の分野での導入も進んでいくことでしょう。日本の産業界におけるこの分野の重要さ、比重の大きさを考えれば今後の躍進も容易に予想できるというものです。

こうした事情を踏まえたうえで株価の上昇を見込んで投資する選択肢を探す場合には2つのポイントも出てきます。購入するタイミングともかかわってきますが、まず1つ目は今後新たにこの分野に参入する企業が増えていくことが挙げられます。

もうひとつは市場の拡大によって関連銘柄の種類が増えていくことです。直接3Dプリンターを開発している企業だけでなく、それを導入する分野、医療、自動車などの銘柄も影響を受けての株価の上昇が見込めます。3Dプリンターの導入で低コスト化が実現すれば当然業績もアップするというわけです。

3Dプリンター関連のおすすめ銘柄一覧!厳選6銘柄

こうした点を踏まえたうえでおすすめの関連銘柄を見ていくことになります。まずは金属3Dプリンターの分野で積極的な展開を見せている①東邦チタニウムと②日本軽金属。この二つの企業は3Dプリンター向けの新しい金属粉末を開発しており、原料の低コスト化に貢献しています。

それから3Dプリンターそのものの開発では③リコーが豊富なノウハウと実績を持っています。この会社の主力でもあるコピー機で培った技術を採用した高性能な3Dプリンターが注目されています。さらに④三菱重工業はレーザービームを金属3Dプリンターの開発で一歩先を言っています。

あまり一般には知られていない銘柄では➄キーエンスがおすすめです。産業用計測制御機器メーカーのため一般のわれわれはなかなか接する機会がないのですが、この分野では業界トップクラスの業績を誇っています。すでに業務用の3Dプリンター「アジリスタ」を展開しており高い評価を得ています。

もうひとつおすすめの関連銘柄として⑥ローランドDGを挙げておきます。この会社はもともとインクジェットプリンター、とくに広告や看板用でトップクラスのシェアを誇っています。

こちらもあまり一般のわれわれには接する機会が少ない企業ですが、3Dプリンターの分野でも活躍しています。とくに歯科用プリンターの「DWP-80S」が高く評価されています。

3Dプリンター関連銘柄の想定されるリスク

リスクとしては前回2013~2014年頃と同様、一度上昇した株が市場の落ち着きとしてもに下落する可能性がある点が挙げられます。技術の進歩や普及の状況から前回のような状況は考え難いですが、今後期待票が集まりすぎて株価が過剰に上昇した場合に反動が来る可能性もあるので気を付けたいところです。

3Dプリンター関連銘柄を購入するおすすめタイミング

実用化が着々と進んでいるため、新製品・新技術・新素材が実際に市場に投入されたときが購入のおすすめタイミングとなるでしょう。また複数の企業が合同で開発が進められることもあるため、その発表が株価上昇のきっかけになることもあります。

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まとめ

一度期待を集めたもののその後市場が停滞した経緯があるだけに警戒感を持っている投資家もいるかもしれません。しかし経済産業省の予測にもあるように今後市場が急拡大していくのが確実視されており、しばらくの間買い相場になっていきます。

チャンスを逃さないようにすること、また株価の上昇が過剰な期待によるものか、確かな将来性によるものかを見極めたうえで売り買いのタイミングを見計らうことなど、市場を見極める判断力も欲しいところです。