転職支援関連のおすすめ銘柄3選!今後も期待できそうな関連銘柄

少子高齢化が進んでいる日本社会ですが、経済成長の妨げを国民全員で食い止めようと政府は一億総活躍社会なるスローガンを掲げています。

それとともに働き方改革も始まり、その関係で株式市場では転職支援関連銘柄への関心も高いです。

転職支援の概要解説

少子高齢化からの人材不足により、従来と比べると求人需要はかなり高まっている状態と言えます。

就職難と言われて久しいですが、今では求職者にも多くの選択肢が用意されており、経験や能力次第で活躍できる場が広がっています。それに伴い、活況を呈しているのが転職支援サービスとその関連銘柄です。

転職支援サービスは年々市場を拡大しています。転職支援サービスの利用状況や市場規模などを調査した企業の情報によると、この市場は2018年に4,619億円でしたが、その後も拡大を続け、2021年には6,000億円以上にも達すると予想されている状況です。

転職支援サービスというと、求人広告の企業や転職エージェントなどがイメージされますが、そうした企業のほかにも転職という成果に対して得る報酬をおもな収益としているサービス全般が考えられます。

転職支援の関連銘柄の株価が上昇を見込む理由

転職支援関連銘柄の株価が上昇を見込める理由は、前述したように市場が拡大を続けているからです。その原因として考えられるのが、冒頭にも触れた働き方改革です。働き方改革とは労働者のワークライフバランスを推進するための取り組みですが、この取り組みによって労働者の働き方が変わるとどのようなことが起こるでしょうか。

最初にイメージされるのは、残業時間の減少から個人が自由に使える時間の増加でしょう。実際、残業時間が減ったために、自己研鑽のために勉強する時間が増えた人、家族と一緒に過ごす時間が増えた人などは多いはずです。

自己研鑽のために勉強するとは、具体的には資格を取得してスキルアップを図ることなどが挙げられますが、そうしてスキルアップした結果、より良い環境を求めて転職を志す人も増えるはずです。

また、自分のために使える時間が増えると、「もっと自分にふさわしい仕事はないか」と仕事への適性を振り返る機会が増えることにもつながるでしょう。その結果、新しい仕事にチャレンジしてみようという人も増え、やはりその意味でも転職活動を始める人が増えると考えられます。

現在はこのように、働き方改革によって転職へのハードルが下がっており、給与、職場環境、人間関係などあらゆる面でより良い環境を希望して転職支援サービスを利用する人が増えている状況です。

また、高齢化が進んでいることも、転職支援関連銘柄の上昇が期待できる理由です。

高齢化が進むということは、同時に少子化が進むということでもありますから、その結果、人口動態が変化するとともに我が国の産業構造や労働慣行なども大きく変化することになるでしょう。そうなると人手不足が慢性化し、当分はその状況が続くと予想されます。

となると、人手不足を補うために、以前なら定年後そのまま引退していた高齢者が、引き続き働き続けることになるでしょう。

実際、定年の年齢が引き上げられる傾向は強いです。しかし、全体的に定年が引き上げられたとしても、それは同じ人が同じ職場で定年後も引き続き働き続けられるという意味ではありません。

これまで勤めてきた職場は定年退職せざるを得ず、その後、転職して新しい職場でさらに数年働くというケースが増えるはずです。実際、企業の新陳代謝という意味でも高齢者が転職によって柔軟な働き方ができる方が望ましいですから、こういう傾向が今後は強くなると予想されます。

しかし、よほどの能力と経歴がある人ならともかく、高齢になるほど転職が難しくなるのは事実です。

実際、ある転職支援サービスの会社の調査によると、40代以降の人では再就職にかなり時間がかかることがわかっています。若い世代なら退職後、転職先が決まるまでにそれほど時間はかかりませんが、年齢を重ねるほどその期間は延び、退職から再就職まで1年以上かかるケースも少なくありません。

こういう難しさがあるため、高齢になってからの転職は依然としてハードルが高いわけです。ところが、そこに転職支援サービスがかかわってきます。

自分一人ではなかなか適した職場が見つからずに再就職まで時間がかかっていたのが、転職支援サービスによってスムーズな転職ができるようになると、転職支援市場はさらに活気づいていくことでしょう。若い世代から高齢者まで幅広い年代に必要とされる転職支援サービスは、今後も成長が期待できる市場なのです。

転職支援関連のおすすめ銘柄一覧!厳選3銘柄

転職支援関連銘柄のうちおすすめをいくつか紹介するなら、求人情報サイトの大手エン・ジャパンは外せません。エン転職という転職サイトを運営しているほか、海外事業や人材紹介も手がけています。無借金経営が売りでミドルやシニアの転職にも力を入れており、この分野で特におすすめの銘柄です。

もう一つのおすすめ関連銘柄は、医療介護業界の求人サービス・人材紹介を行うエス・エム・エスです。国内の病院のうち約7割が同社の看護師人材紹介サービスの顧客であり、業績は順調に推移しています。

「type」と「女の転職type」という転職サイトで知られるキャリアデザインセンターもおすすめ銘柄です。就職情報誌の発行やエンジニア向けの人材紹介サービスも手がけています。

転職支援関連銘柄の想定されるリスク

転職支援関連銘柄はおすすめなのですが、新型コロナウイルスの影響を少なからず受けているのはこの分野も例外ではありません。

短期的な急落も考えられますので、リスク管理を徹底しておきましょう。

転職支援関連銘柄を購入するおすすめタイミング

転職支援関連銘柄の購入におすすめのタイミングとしては、見込みのありそうな銘柄が少し落としているタイミングが挙げられます。中長期的には成長が確実な銘柄に投資しておけば、短期的には多少の値下がりがあるとしても、長期的には利益となる可能性が高いのではないでしょうか。

まとめ

少子高齢化や働き方改革の影響で、就職支援サービス市場は今後成長が望める分野です。人材不足はどの業界にも当てはまるため、需要が高まりこそすれなくなることはあり得ません。ただ、投資の際は最新の動向をチェックし、慎重に銘柄を選定することが大切です。