全固定電池関連のおすすめ銘柄5選!電気自動車などに活用可能

スマホやリモコン、時計など私たちの生活と密接に結びついているのが電池です。しかし私たちが普段使っている従来の電池には欠点があるといわれています。その欠点を補う存在として注目されているのが、全固定電池です。

ここでは全固定電池の関連銘柄でおすすめのもの、どうして注目すべきなのかについて紹介します。

全固定電池の概要解説

従来の電池では有機電解質で電気を伝導する仕組みを採用しています。しかしこの電解質、液体なので蒸発や分解、液漏れなどの問題をはらんでいます。最悪発火する可能性もあります。この問題点を克服できるとみられているのが、全固定電池です。

全固定電池とは従来の液体ではなく、固定された電解質を用います。固定してしまうことで、安全性が向上します。そのほかにも蓄電効率が従来の電池と比較して高まります。従来の電池の場合、放電と充電を繰り返していると、だんだんと蓄電性が劣化します。一方全固定電池はその心配がないので、長期にわたって品質を維持できるわけです。

全固定電池の関連銘柄の株価が上昇を見込む理由

全固定電池はまだ市場には出回っていません。いろいろな研究者が挑戦したのですが、実用化まで至ったのはたったの1割です。しかし一方で果敢に挑戦が続けられています。もし商品化ができれば、日本だけでなく全世界で高い需要があります。実用品を作り出せれば、そのメーカーの株価は上昇する可能性は大いに考えられるわけです。

全固定電池は、特に自動車業界で高く注目されています。自動車業界は現在、エコカーとして電気自動車の開発に力を入れているところが多いです。電気自動車のバッテリーとして、全固定電池が活用できるのではないかとみられています。そうすれば従来と比較して高い安全性で、長く購入直後の状態を維持しながらドライブできるでしょう。

全固定電池はこのほかにも小型端末のバッテリーにも転用できるとみられています。幅広く活用されれば、全固定電池の市場も今後拡大する可能性は極めて高いです。

全固定電池関連のおすすめ銘柄一覧!厳選5銘柄

全固定電池関連のおすすめ銘柄①:トヨタ自動車

1つ目の全固定電池関連銘柄でおすすめなのは、トヨタ自動車です。トヨタ自動車は東北大学や電池メーカーとともに、全固定電池によるバッテリー開発を進めています。電解質と電極の境界面を接着することで、リチウムイオンの移動をスムーズにしました。その結果、充電時間が従来の30分から3分まで大幅に短縮したことで注目を集めました。

全固定電池関連のおすすめ銘柄②:三菱ガス化学

2つ目のおすすめ全固定電池関連銘柄は、三菱ガス化学です。三菱ガス化学も東北大学と共同でバッテリー開発を進めています。電解質そのものを変えるアプローチで開発を行っています。従来は硫化物や酸化物を使っていたのですが、今回の研究はリチウムと水素の化合物に変えました。

その結果、従来と比較して電池の重さは半分以下になり、軽量化に成功しました。

全固定電池関連のおすすめ銘柄③:パナソニック

3つ目のおすすめ関連銘柄として、パナソニックにも注目です。2020年には先ほど紹介したトヨタ自動車と合弁会社という形で車載用電池生産事業を展開すると発表しました。この企業をベースに、トヨタ自動車とEV向けのバッテリーを共同開発していきます。

声明でも全固定電池の開発加速を明言しているので、この分野に研究に力を入れている大企業のひとつです。

全固定電池関連のおすすめ銘柄④:FDK

4つ目のおすすめ関連銘柄が、FDKです。FDKはもともと富士通系の電池メーカーです。

このFDK、富士通研究所と全固定電池の共同開発を進めています。すでに2018年2月に開催された国際二次電池展で、超小型個体電池を公開したことで注目を集めました。こちらには新型の正極材料を使用しているのが大きな特徴です。FDKでは現在でも全固定電池の小型化や高容量化の開発を進めています。

全固定電池関連のおすすめ銘柄➄:カーリットホールディングス

最後におすすめしたい全固定電池の関連銘柄はカーリットホールディングスです。カーリットホールディングスには、参加企業として日本カーリット株式会社があります。日本カーリット株式会社は、全固定電池製造にあたって、プロセス開発というアプローチを採用しています。

全固定電池に使用する電解質の研究に力を入れていて、ほかのメーカーにも開発支援を行っています。

全固定電池関連銘柄の想定されるリスク

全固定電池関連銘柄で運用するリスクは、ずばり発展途上である点です。全固定電池が実現できれば、電気自動車など幅広く活用できるでしょう。しかしあくまでも現時点は研究段階です。

机上の空論という言葉を聞いたことがあるでしょう。現在のところ、あくまでも理論上は実現可能ですがいざ実践してみるといろいろな問題が今までも起きてきましたし、今後も起きる可能性は高いです。このため、開発プロジェクトそのものが行き詰ってしまって、最悪とん挫することも考えられます。

実際世界で見ると有名企業が全固定電池の開発にチャレンジしたけれども、実現を見ることなく中止してしまった事例もあります。もし全固定電池関連銘柄を購入するのであれば、失敗の可能性が高いことを理解して実現に現実味があるか、慎重に吟味すべきです。

全固定電池関連銘柄を購入するおすすめタイミング

全固定電池の開発に関するニュースが出たとき、しかも進捗状況が好ましい場合が購入するタイミングです。しかしここで注意しなければならないのは、真偽両方の情報が飛び交っている点です。

全固定電池の開発が進んだという情報を聞きつけ、その関連銘柄を購入したところ実はそれはデマだったということもあり得ます。大きな期待がかかっていると、それだけデマだと大暴落する危険性があります。

情報についても安易に信じるのではなく、信頼できる筋からの情報か確認しましょう。特にネットでは信ぴょう性に乏しい情報も数多く出回っています。複数のメディアをチェックして、信頼性が高いかどうか検討すべきです。

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まとめ

全固定電池は現在進行形の開発プロジェクトです。現在のところ実用化に至ったのはごくわずかで、そのほとんどが計画頓挫しています。もし関連銘柄を購入しようと思っているのであれば、どの程度開発が進んでいるのか、実現性がどの程度あるのか慎重に見極めたほうが良いです。

また分散投資することでリスク回避する方法もおすすめです。そうすればどれか計画が失敗して大暴落しても、大きな損失を計上せずに済みます。