再生医療関連のおすすめ株銘柄3選!注目の関連銘柄と投資リスク

再生医療の関連銘柄といえば、高く期待される分野だけあって投資家にもたいへん人気のあるセクターです。

ただ、再生医療関連の企業は数多くあり、どの銘柄がよいのかわからない方も多いことでしょう。そこで、再生医療についての基本的な概要と、上昇が見込めそうな銘柄、投資でのリスクなどについてお伝えします。

再生医療の概要解説

臓器や組織の機能不全、機能障害、またその欠損に対して、幹細胞等によりそれらを再生し、機能回復を目指そうとするのが再生医療です。従来の医薬品や治療法では治療が難しいとされてきた疾患に対して、有効な治療法となり得る可能性があるとして注目を浴びています。

再生医療のなかでも特に期待が寄せられているのがiPS細胞です。iPS細胞には無限に増殖する能力とさまざまな細胞や器官に分化できる能力があることから、大きな可能性があると期待されています。たとえば、iPS細胞を活用した医薬品の開発が進むことによって、根治不能とされてきた細胞の老化による疾患などが治療できるようになるのではないかとの期待です。

また、2014年には薬事法が改正され、「薬機法」という医薬品や医療機器の品質や有効性、安全性の確保などに関連した法律ができました。

この薬機法において、その有効性と安全性が確認できた場合、ヒト細胞を培養するなどの加工を施した再生医療関連製品に対して早期の承認が可能となっています。

再生医療のための環境が整いつつあるということで、今後、ますます進展が見込めることは確実です。

再生医療の関連銘柄の株価が上昇を見込む理由

再生医療が進展すれば、これまで治療法がないとされてきた疾患も治療できるようになる可能性があると期待されています。一方で、これまでになかった新しい医療分野ですから、その安全性も確保しながらなるべく早く提供できるようにならなければなりません。

そのために、国が主導してさまざまなプロジェクトが立ち上げられています。「再生医療実現プロジェクト」もその一つです。このプロジェクトでは、iPS細胞などを用いる再生医療をなるべく早く実現するために、その開発の基礎段階から臨床レベルに至るまで一貫したサポートを行います。同時に、再生医療関連の事業のための環境整備も進められています。

2018年には、世界初の細胞製造に関する国際規格が国際標準化機構によって発行されました。経済産業省からの委託で、再生医療イノベーションフォーラムという再生医療の国際標準開発のための活動を行う団体が中心となって開発が進められてきた規格です。

日本は、その「一般要求事項」、すなわち、再生医療の用語やその定義、再生医療において誰が何をするかという規定の作成を担当しました。要は、再生医療における世界の共通言語の作成です。再生医療を実用化するためには、世界中のさまざまな分野の企業や人がかかわるため、共通理解のための言語が欠かせません。

今回、その国際規格が発行されたおかげで、今後は研究・開発から製造や物流などあらゆる段階での再生医療の進展のための貢献が期待できるというわけです。つまり、再生医療事業に関連する企業は、今後、大きく成長が期待されると言えるでしょう。

再生医療関連のおすすめ株銘柄一覧!厳選3銘柄

再生医療関連のおすすめ株銘柄①:セルソース

再生医療関連のおすすめ銘柄というと、バイオ企業や製薬企業が中心になります。

実際、そんなバイオ分野のベンチャーである「セルソース株式会社」は注目の関連銘柄です。同社では、変形性膝関節症の治療のために、患者の脂肪から採取した幹細胞を培養して再生医療に役立てようとしています。

この病気の患者は日本だけで3000万人弱もいるとされているため、同社への注目度は非常に高いです。実際、上場後は株価が2倍にも高騰したこともあり、今後も買い意欲が続くのではないでしょうか。ただし、値動きが激しい面もあることには注意が必要です。

再生医療関連のおすすめ株銘柄②:ヘリオス

iPSC再生医薬品分野の「株式会社ヘリオス」も再生医療関連のおすすめ銘柄として挙げられます。同社は理化学研究所からライセンスを受けて、「網膜色素上皮細胞」というiPS細胞由来の細胞を移植することによって加齢黄斑変性症を治療するためのiPSC再生医薬品を開発しています。この治療薬が実用化に至れば、同社の株価も急上昇する可能性があります。

再生医療関連のおすすめ株銘柄③:ニプロ

ディスポーザブル医療器具や医薬品の大手「ニプロ株式会社」も再生医療関連のおすすめ銘柄です。同社では再生医療にも力を入れており、札幌医科大学と共同で脊髄損傷治療薬の「ステミラック注」を開発したことでも知られています。

実際、この治療薬の発表により同社の株価が大きく上昇しており、今後もさらなる新製品の開発が期待されていることから、引き続き注目の銘柄と言えるでしょう。

再生医療関連銘柄の想定されるリスク

再生医療関連銘柄で気をつけたいのが、ハイリターンが期待できる銘柄が多いものの、一方ではベンチャー株を中心にハイリスクの銘柄も多いことです。再生医療には多額の開発コストがかかるうえに、開発期間も非常に長くなるものです。

そのため、有望な治療薬を開発していても、それが実現する前にコストが膨らみすぎて立ち行かなくなる可能性もあります。実際、小さい企業では倒産するところもありますので銘柄の選定には注意が必要です。

たとえば、2019年1月には再生細胞薬のベンチャー「サンバイオ株式会社」が、開発中の医薬品の臨床試験にて主要評価項目が達成できなかったことがニュースになり、そのために高騰していた株価が連日の大暴落を記録しました。

再生医療関連銘柄を購入するおすすめタイミング

再生医療関連銘柄を購入するタイミングとしておすすめなのは、再生医療関連の新情報が発表された時です。新情報をいち早く入手できるよう、最新ニュースは常にチェックしておきましょう。特に、再生医療関連の臨床実験を報じるニュースがあった時がおすすめです。

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各テーマで一攫千金が狙える有望株をスクリーニングしてご紹介していますので、宜しければご参照下さい。

 

まとめ

今後、再生医療などのバイオテクノロジーが大きく成長することは確実です。そのため、この分野の関連銘柄もテーマ株として息の長いものになるでしょう。ただし、ベンチャー株には暴落というリスクもあるため、最新の動向を逃さないよう常にアンテナを張っておくことが大切です。